はい
ブリパビが終わってしばらく経って、中々レビューを書く機会も
なくなってしまったんですが、あの時締め切りに追われあくせくと
書いていたあのレビュー達も読んでくれてる人が居たのは嬉しかったし、
フリーペーパーとかもなくなっちゃった今、恩賜を受けた身として
思い立った時くらいひっそり書いてみようと思います。
今日はハイエイタスカイヨーテっていう
オーストラリアのバンド、アルバム自体はたしか一年半くらい前のです。
友達に教えてもらって去年知りました
Hiatus Kaiyote - Breathing Underwater
ロックとかソウルとか、分かりやすい名前を入り口にして、
どこのジャンルにも分けられないような音楽もめちゃくちゃ好きになりました。
基本的に、こういう尖ったビジュアルや強い声の女の人に惹かれる傾向にあって、
それに当てはまる人を見つけたらついいつも買ってしまうんですが、
今回のこのバンドもきっかけはそれで、
最近のその中でもこれは抜きん出て何度も聴きました。
だけど人に伝えるにしても、やっぱりどこにも当てはまらないので
あえて言葉にするなら、これは新しい音楽です!って紹介が一番
ぴったり来るような気がします。
もう少し言うと、ふつう、聞いてて落ち着かんであろう不規則なリズムで
作られてたりすると、なんとなく不安だし、どっか腑に落ちない気持ちにな
って飽きちゃうんですが、この人たちのは一見するとバラバラなものが、
全てぴったりと揃っていく感じが聴いててとても気持ち良いです。
早いけど遅い、とか、賑やかだけど静か、
みたいなのが同時にはっきり分かって聞こえているのがこんな
に心地良いいもんだとは知りませんでした。
当然ですが、新しく作られたものは既存のものの積み重ねから出来ていて、
その中身が何で出来てるか理解できる人は沢山いるんだろうけど、
こうやって偶然か必然か組み合わせちゃった人達がいるおかげで、
毎度ビックリさせてもらってます。
そろそろわたしの語彙では限界があるので、
これはごく一部ですが、あとはとにかく是非聴いてみてほしい人達でした。
おわり。
- アーティスト: HIATUS KAIYOTE
- 出版社/メーカー: FLYBU
- 発売日: 2015/05/08
- メディア: CD